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[BOOKデータベースより]
本書は、理工系の学部3,4年生から大学院初年度の学生を主な対象として書かれた、確率論の入門書です。今日的な立場に立って測度とは何かを述べるところから話を起こしました。高いところから確率論という理論の基本的な構造を見せ、高校数学とのつながりや具体的な例について語るという方法です。
第1章 確率論の基礎(サイコロ投げの確率(高校数学との橋渡し);確率空間(近代確率論の基礎);大数の法則とその応用;中心極限定理;大偏差原理)
[日販商品データベースより]第2章 いろいろな確立過程(ポアソン分布とポアソン過程;ブラウン運動とその性質;離散マルチンゲール)
第3章 電気回路とランダムウォーク(有限グラフ上の電気回路とランダムウォーク;無限グラフ上の電気回路とランダムウォーク)
付録A ルベーグ積分論の基本的定理
付録B 問題の解答
今日では多岐の問題に応用されている確率論の入門書である。大数の法則からブラウン運動まで、確率論の基礎理論を網羅している。また、邦書では記述の少ない大偏差原理も盛り込み、ポアソン過程やブラウン運動などの重要な確率過程についても丁寧に解説している。さらに、最適戦術、数理ファイナンス(オプションの価格付け)、電気回路とランダムウォークなど、応用的題材をふんだんに取り入れている。特に、「オプションの価格付け」では、有名なブラック―ショールズの公式を導き出している。「電気回路とランダムウォーク」では、電圧、電流の確率論的意味を明らかにし、電気回路の性質とランダムウォークの性質を結びつけている。総じて、確率論の基礎理論とその応用をバランスよく織り交ぜており、理論のみならず応用に関心がある人にも適している。