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- 昆虫の行動の仕組み
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小さな脳による制御とロボットへの応用
共立スマートセレクション 13
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784320009134
[BOOKデータベースより]
1 はじめに
2 姿勢を保つ―補償運動
3 目標に合わせて動きを制御する―視覚定位
4 目標に合わせて動きを制御する―脚の運動制御
5 運動のタイミングの制御
6 筋肉と運動ニューロン
7 中枢による運動制御
8 ロボットへの応用
ハエ、ミツバチ、カマキリなどを例に、昆虫の驚異的な行動の仕組みをわかりやすく説明。さらに、それらの行動を制御する運動系の神経機構、昆虫の行動の仕組みをロボットに応用した例について取り上げる。
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【2018年02月発売】
1 はじめに
1.1 昆虫の素早い動きの秘密 〜微小脳〜
1.2 昆虫の研究を始めた理由
1.3 アルゴリズムという考え方
1.4 この本の狙い
2 姿勢を保つ 〜補償運動〜
2.1 運動の種類 〜維持するか変化させるか〜
2.2 自分の動きを知る手がかりになるオプティックフロー
2.3 視線を一定に保つ視運動反応
2.4 視覚と機械感覚による飛翔の制御 〜ハエの場合〜
2.5 視覚による飛翔の制御 〜ミツバチの場合〜
2.6 動きの検出
2.7 補償運動の重要性
3 目標に合わせて動きを制御する 〜視覚定位〜
3.1 なぜ定位行動が必要なのか?
3.2 カマキリの視覚定位 〜滑らかに動かすか間欠的に動かすか〜
3.3 カマキリの視覚定位はターゲットによって変わる
3.4 定位運動のアルゴリズム 〜サッカードの場合〜
3.5 定位運動のアルゴリズム 〜追従運動の場合〜
3.6 ハナアブの視覚定位 〜雌を追いかける〜
3.7 ハンミョウの視覚定位 〜地上を走る場合〜
3.8 寄生バエの視覚定位 〜宿主を追いかける〜
3.9 進路を遮る 〜インターセプト〜
3.10 定位の起源
4 目標に合わせて動きを制御する 〜脚の運動制御〜
4.1 カマキリの捕獲行動 〜餌の位置を知るには?〜
4.2 複眼から見た餌方向を知る
4.3 頭部の向きを知る
4.4 距離を測る
4.5 前肢の動きを調節する
4.6 感覚情報を運動指令に変換する
4.7 バッタの引っかき行動 〜かゆいところに脚を伸ばす〜
4.8 コオロギの触角による行動 〜触って確かめる〜
4.9 感覚運動変換の研究における昆虫の利点
5 運動のタイミングの制御
5.1 タイミングの重要性
5.2 衝突を避ける方法 〜(1)残り時間を知る〜
5.3 衝突を避ける方法 〜(2)見かけの大きさを利用する〜
5.4 バッタの衝突検出ニューロン
5.5 衝突を検出するさまざまな方法
5.6 イギリスへの留学
5.7 バッタの衝突回避行動 〜滑空とジャンプ〜
5.8 カマキリの衝突検出ニューロン
5.9 カマキリの衝突に対する防御行動
5.10 行動の不思議
6 筋肉と運動ニューロン
6.1 筋肉というハードウェア
6.2 筋肉の収縮は化学反応
6.3 筋肉の種類
6.4 筋肉と関節の力学
6.5 ニューロンの性質
6.6 運動ニューロンによる筋収縮の制御
6.7 まとめ
7 中枢による運動制御
7.1 中枢神経系の構造
7.2 反射
7.3 周期的運動
7.4 姿勢の維持
7.5 定位行動
7.6 行動の選択と開始