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[BOOKデータベースより]
本書は、縄文・弥生時代の端境から鎌倉幕府の成立までの1500年にわたる古代史における問題点・疑問点について、トピックス的に55項目を挙げ、適宜解明し解説を施した古代史入門書。項目の設定は文化講座等の受講者からの質問に答える形をとっている。話し手からの関心事ではなく、聞いている側・読んでいる者の疑問にもっとも密着した書である。
1 古代・飛鳥時代(渡来か征服か―中国・朝鮮から渡来した弥生人が縄文人の上に君臨したのか;国護りの主体―「出雲神賀詞」は、大和王権内部の猿芝居か;語源説と御師―神無月に神々が出雲に集まるというのは本当か ほか)
[日販商品データベースより]2 奈良時代(日出処と扶桑―『旧唐書』に記された日本の国号改定の経緯はほんとうか;漢文の訓読み―『日本書紀』本文はどのように読まれていたのか;神代巻・国学―『日本書紀』はどう読まれ、『古事記』はいつから読まれてきたか ほか)
3 平安時代(緒嗣への授劔―桓武天皇は、藤原百川になんでそんなに感謝しているのか;吾嬬・碓氷峠―古代の東国とはどこのことか;主権者は誰か―乱・変・役・陣はどう使い分けられているのか ほか)
歴史事実といわれるものに、疑問をもつ方に答える。
本書は、縄文・弥生時代の端境から鎌倉幕府の成立までの1500年にわたる古代史における問題点・疑問点について、トピックス的に55項目を挙げ、適宜解明し解説を施した古代史入門書。項目の設定は文化講座等の受講者からの質問に答える形をとっている。話し手からの関心事ではなく、聞いている側・読んでいる者の疑問にもっとも密着した書である。