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- 相克のイデア
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マツダよ、これからどこへ行く
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2020年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784296105311
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[BOOKデータベースより]
色々あった。でもここまでは来た。そう前田は言う。ただ道は遥かに遠く、葛藤は続くと。ならば問う。伝統と革新、不易と流行、マスとニッチ、合理と無駄、日本と世界、光と影…。その相克の果てに見る夢とは。そして、その光景を胸に彼はマツダをどこに連れて行こうというのか。
第1章 たまらぬものなり
[日販商品データベースより]第2章 「攻め」と「自己抑制」
第3章 80年代に私たちが失ったもの
第4章 ときには、心が折れることもある―ゲスト・茶陶「真葛窯」六代宮川香齋・宮川真一
第5章 ロータリーエンジンと日本刀―ゲスト・刀匠・高見國一
第6章 「やっぱり言い訳は、あかんと思います」―ゲスト・古美術「てっさい堂」貴道俊行・貴道裕子
第7章 で、マツダはこの先どこに行く?―ゲスト・武蔵野美術大学学長・長澤忠徳
第8章 100点満点では人の心は動かせない―ゲスト・漆芸家・七代金城一国斎
第9章 ちょっとアレはないわ
付録 70年前の「相克」―インダストリアル・デザイナー小杉二郎氏が手掛けたクルマの仕事
自動車メーカー、マツダの革新をデザインで引っ張ってきた人物、前田育男に問う。
伝統と革新、不易と流行、マスとニッチ、合理と無駄、光と影…。その相克の果てに見る夢とは。そして、その光景を胸に彼はマツダをどこに連れて行こうというのか。
「RX-8」や3代目「デミオ」といった名車のデザインを手がけ、2009年にデザイン部門のトップに立つや、デザインプロセスを大胆に変革、「魂動」コンセプトの下、生命感あふれるデザインの車を生み出してきた前田。現在は常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当を務め、マツダを「豊かな」ブランドにするべく疾走を続けている。その前田は言う。ここまでは来た。ただ道は遙かに遠く、葛藤はこれからも続くと。
本書は、その答えを探る談論の記録である。