- 新宿・夏の死
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- 価格
- 1,026円（本体933円＋税）
- 発行年月
- 2004年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167683016
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ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
日本の中で、最も多国籍、というよりも「無国籍」化している不思議な街、新宿で生きる人々を主人公にした本です。船戸与一氏の得意な緻密な取材や分析を踏まえて、書かれているので、ある種のドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥り、思わず引き込まれます。秋の夜長の一冊にどうぞ！(ＫＯＤＡＫＡ／男性／５０代)
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
バブル崩壊後の日本の閉塞と混沌を象徴する街・新宿。ヤクザ・おかま・ホームレス・高利貸し・婦人警官…。暑い夏、街でうごめく人間たちが格闘する苛酷な現実と、やがて直面する未来は？街と時代の不条理、そして人間の暗い情念をあわせ描いた直木賞受賞後第一作。「夏の黄昏」「夏の渦」ほか傑作中篇を八本収録。