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- 世紀の落球
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「戦犯」と呼ばれた男たちのその後
中公新書ラクレ 697
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121506979
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[BOOKデータベースより]
「箕島×星稜延長十八回の一塁手」と言えば、野球好きの人ならピンとくるかもしれない。大試合で落球し、チームも敗北したことで、「戦犯」の烙印を押されてしまった選手たち。高校野球の全国大会、プロ野球伝統の一戦、日本代表として挑んだ五輪の舞台…たった一つのプレーが彼らの人生を狂わせた。ファンから、マスコミから、強烈なバッシングを受けた三人の選手は、失意のどん底からいかに立ち直ったか。彼らの「その後」を追った。
第1章 また落球する運命でももう一度五輪に出たいです G.G.佐藤―2008年8月23日五〓松野球場(中国北京)北京五輪3位決定戦 米国×日本(挫折のアマチュア時代;西武の主軸打者へ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 野球の神様はなぜ俺をあの場面で転倒させたのか 加藤直樹―1979年8月16日甲子園球場 全国高校野球選手権大会三回戦 箕島×星稜(「今も立ち直っていませんよ」;箕島の胸を借りるつもりだった ほか)
第3章 「これが私の人生です」30年後に見つけた答え 池田純一―1973年8月5日甲子園球場 セ・リーグ 阪神×巨人 一八回戦(意外性のある打者;巨人戦で打つのがうれしかった ほか)
第4章 ミスのあとの人生をどう生きるか(プロ野球が草野球に転じる瞬間;球史に残る落球 ほか)
北京五輪の野球日本代表となったG.G.佐藤。今も語り継がれる高校野球星稜・箕島戦の星稜一塁手加藤直樹。最終戦で敗れ、巨人のV9を阻止できなかった阪神の池田純一中堅手。彼らは、大事な試合で大きなミスを犯したとして、ファンやマスコミから非難を浴び、人生が暗転した。理不尽なバッシングとどう戦い、そして立ち直ったのか。「落球」の烙印を背負った男たちの「その後」を辿るスポーツノンフィクション。