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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦の終結後、世界は超大国アメリカとソ連の動向に左右される。ヨーロッパ各国は個々に外交戦略を模索。その動きは徐々にEUへと結実し、アメリカとの特殊な関係を築いていく。冷戦の始まりから、デタント(緊張緩和)、中東危機、ソ連崩壊、9・11、そして現代へ…。本書は、複雑な軌跡を歩んだ米欧の80年を、同盟関係に軸足を置きながら論じる。現代史を動かし続ける両者の姿、その本質を描き出す。
第1章 アメリカは「招かれた帝国」なのか
[日販商品データベースより]第2章 アメリカの覇権下での同盟の安定
第3章 米欧同盟の動揺―揺れるヨーロッパ
第4章 デタントの時代
第5章 新冷戦から冷戦終結への序曲
第6章 冷戦終結と米欧関係
第7章 増長するアメリカとヨーロッパ―「協調と対立」の同盟の本質
第8章 米欧蜜月時代は続くのか
終章 トランプショックとヨーロッパ―「協調と対立」構造の中の同盟
第二次世界大戦が終結した後、アメリカとヨーロッパの関係は大きく変化していった。冷戦、デタント、中東危機、欧州統合やソ連崩壊への潮流など……。さまざまな思惑が交錯し、複雑な軌跡を描いた米欧関係。その歴史を同盟という観点を軸に捉え、外交を考える。