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- 北区の太
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女性の性
最も古い職業と言われている「娼婦」を題材にした作品。女性の性と欲望を赤裸々に描いた1冊。その中でも力点が置かれていると思ったのが、一流企業のOLを題材にした一編。これは東電OL殺人事件をモチーフにしたものと思われるが、彼女が何故、あのような行為−一流企業で働きお金に困っていた訳ではないのになぜ「立ちんぼう」をしたのか−の謎解きも試みているように思える。最後の最後でまた思わぬ「落ち」があり、読者は“あっ”と言わされるだろう。これを読んでしまうと、男は女には絶対叶わないと痛感させられる。究極の逆説的女性賛歌と評価出来る1冊。
[BOOKデータベースより]
届けられた死者のメモ。主婦、託児所のオーナー、一流企業のOL、女優。彼女たちの共通点はたったひとつ。「売春島」で体を売っていたことだけ。ばれるかもしれない―。娼婦だった母への憎悪で、胸が張り裂けそうな男もまた、母を棄てた罪悪感と愛する者との未来への希望、ふたつの感情のあいだで、ゆれる―。最もむきだしに、最も正直に、性と欲望を、禁忌を、恍惚を、人間の尊さと愚かさを謳いあげた忘却不可能エンタメ小説。
[日販商品データベースより]秘密と欲望と一瞬の愛。とまどいながら、傷つきながら、あの島で、女たちは強くなった――。届けられた死者のメモ。主婦、保育所のオーナー、一流企業のOL、女優。共通点はひとつ。「売春島」で体を売っていたことだけ。あの日の記憶が蘇り、恐怖に包まれる。ばれるかもしれない。娼婦だった母への憎悪で、胸が張り裂けそうな男もまた――。心と体を痛みが貫き、やがて快感へと変わる、戦慄の体験があなたを待っている!