- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 君が代の歴史
-
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065147399
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番 9
-
価格:790円(本体718円+税)
【2024年04月発売】
- ミレニアム 7
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年04月発売】
- ミレニアム 7
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年04月発売】
- この恋の結末は私が決める
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年03月発売】
- 寿町のひとびと
-
価格:1,155円(本体1,050円+税)
【2024年01月発売】
[BOOKデータベースより]
始原は古今和歌集のよみ人しらずの一首まで溯る。爾来幾多の変遷を経て現在の形に定着するまで、文献を渉猟し、和歌としてのなりたちと、楽曲としての沿革をたどる。いかに伝えられ、利用され、国歌とされるに至ったのか。「君」とは誰を指すのか、あの旋律は誰がつけたのか―最後の国学者と評される著者が、終戦後十年を経て遺した珠玉の論考。
初見
[日販商品データベースより]首句を「君が代」とした歌
首句が「君が代」となった時代
第二句を「千代に八千代を」としたもの
種々の形とその源委
この歌の本来の意味
この歌の古さ
「君が代」という語の意義
この歌は古来如何に取扱われたか
江戸時代に於ける「君が代」の歌
明治以後のこと
国家ということの始まり
「君が代」の曲の制定
「君が代」はいつ国家となったか
総括
国粋主義を唱道していた山田孝雄は敗戦の10年後、日本の国歌とされた歌について、真摯な論考を物していた。種々史料を繙き、あくまで歌としての変遷を古代から今代までたどる。古今和歌集に「よみ人しらず」として収められた一首が、どう引用され、変形し、受け入れられたのか、そしてあの節がいつどこで乗り、「国歌」となるに至ったのか――元号が改まるいまこそ確かめたい。(原本:宝文館出版、1956年)
「『君が代は』の歌に就いて種々の議論が行われ……民主主義に反するとか、元は恋の歌だとかいろいろ……かような軽薄な言論は苦々しい極み、根本に溯り、又下りて沿革を捜り、それらの調査を後来の参考に供する」(「序」より抜粋)
国粋主義を唱道していた山田孝雄は敗戦の10年後、日本の国歌とされた歌について、真摯な論考を物していた。種々史料を繙き、あくまで歌としての変遷を古代から今代までたどる。古今和歌集に「よみ人しらず」として収められた一首が、どう引用され、変形し、受け入れられたのか、そしてあの節がいつどこで乗り、「国歌」となるに至ったのか――元号が改まるいまこそ確かめたい。
(原本:宝文館出版、1956年)