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- 『きけわだつみのこえ』の戦後史
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- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022620385
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[BOOKデータベースより]
戦没学徒の遺稿集『きけわだつみのこえ』が、恣意的に改定され、政治的プロパガンダの道具にされていたことはあまり知られていない。削られた言葉にこめられた戦没学徒の懊悩とは?我々はそこから何を読み取るべきなのか。著者の隠れた名著。
序章 戦没学徒と私
[日販商品データベースより]第1章 『きけわだつみのこえ』の誕生
第2章 バイブルへの道
第3章 倒された「わだつみ像」
第4章 「反天皇制」の中で
第5章 戦没学徒の「戦争責任」
第6章 追放された遺族
第7章 わだつみ学徒、五十年後の「死」
終章 次代にとっての「わだつみ」
昭和24年の刊行以来300万部近く売れた戦没学徒の遺稿集である『きけわだつみのこえ』。この感動の書が、改ざんされ、政治利用されたことはあまり知られていない。学徒たちの右翼的表現や戦争謳歌が削除され、遺族の編集意図からかけ離れた不当な改ざんが行われていった。それはなぜか。東西冷戦や「わだつみ会」の内部紛争のなかで、国民的遺産ともいえるこの書はいかに踏みにじられていったのか。戦後の反戦運動の行き過ぎた一面を浮かび上がらせる、昭和史研究の第一人者の隠れた名著。目次序章 戦没学徒と私第一章 『きけわだつみのこえ』の誕生第二章 バイブルへの道第三章 倒された「わだつみ像」第四章 「反天皇制」の中で第五章 戦没学徒の「戦争責任」第六章 追放された遺族第七章 わだつみ学徒、五十年後の「死」終章 次代にとっての「わだつみ」