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- 済州島四・三事件
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「島のくに」の死と再生の物語
岩波現代文庫 G377
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006003777
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[BOOKデータベースより]
かつて、朝鮮半島の南に浮かぶ島・済州島で、一三〇余りの村が焼かれ、およそ三万人の島民が犠牲となる凄惨な事件が起きた。本書は長年タブーとして封印されてきたその実相を解明し、事件の歴史的背景、真相糾明に向けた困難な闘い、そして歴史と真実を恢復し島共同体が再生していく過程を描く。事件七〇周年を期して増補のうえ文庫化。
第1章 済州島とはどんな島か―神話時代から植民地期まで(皐民(海の民)の時代;海の時代から陸の時代へ;植民地時代の済州島)
第2章 四・三事件への道のり(信託統治の挫折;済州島の人民委員会;三・一節事件)
第3章 四・三事件の経緯と殺戮(武装蜂起;阻止された単独選挙;分断国家の下で;焦土化作戦)
第4章 その後の済州島―沈黙の壁を越えて(沈黙と停滞;変わる済州島社会;蘇る済州島;四・三特別法への道)
終章 記憶をめぐる対話に向けて(残された課題;記憶をめぐる戦争)