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- スモンスモン
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SMON SMON
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784001126860
[BOOKデータベースより]
スモンスモンはゴンゴンせいにすんでいます。あるあさ、スモンスモンはトントンにのってロンロンをもぎにでかけました。ところが、とちゅうでゾンゾンにおちてしまい…出会い、助けあい、分かちあうスモンスモンの大冒険。
[日販商品データベースより]ゴンゴン星にすむスモンスモンは,トントンにのってロンロンの実をもぎに出かけます.ところが,ゾンゾンに落ちてしまって,さあ大変! 助けてくれたのはクロンクロンたちでした.オノマトペで名付けられた生きものたちが,つつましやかに助けあう世界.奇妙で愛らしくて,一度見たら忘れられない絵本です.
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可愛らしいようだけど、なんだか不思議な風貌をした子がこちらを見て微笑んでいます。手にはまるくて美味しそうな果物を持っているみたいだけど……そこは、どこ? ちょっとだけ不安な気持ちになりつつ、絵本をめくってみます。ゴンゴン星に住むスモンスモン。朝になると、オンオンとロンロンをヨンヨンでつるし、トントンで川をくだります。ポンポンのそばではヨンヨンがのび、ロンロンがたくさん実っています。スモンスモンはトントンにロンロンをつみこんで歩いていくと、ストンストンを運ぶクロンクロンたちに出会い。……え、なになに。なにを言っているの?ロンロンってなに、ポンポンってどれ?ストンストンとクロンクロンって、いったいなんなの!?いきなり頭が混乱してしまったあなた。大丈夫です、私も同じ状態です。特に、みっしりずっしりのストンストンが登場した時には、もう。ところが、気を取り直してもう一度スモンスモンの世界に入ってみると。奇妙な姿の彼らが愛らしくてたまらなくなり。その素朴で優しい行動一つ一つに魅了され。何度でも声を出して読むうちに、どんどんゴンゴン星のことがわかってきた気になって。「あ、ゾンゾンにはきをつけて!」……すっかり虜です。さあ、あなたものぞきたくなったに違いない「スモンスモンの世界」。大人も子どもも関係ありません。どっぶり浸かってみてくださいね。ドイツからやってきた、異彩を放つ注目絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ドイツ出身の作家による作品。
スモンスモンって何?と感じたら、もうこの作品の世界です。
どうやら、表紙の小人もどきが主人公。
のっけから、ゴンゴン星に住んでいます、と、異世界に連れ込まれます。
異世界ということで、出てくるアイテム、キャラクターが皆、オノマトペ語!?で説明されるから、
読み手も必死です。
不可思議な絵から読み解き、ああ、この実がロンロン、舟みたいなのがトントン、の状態です。
キノコの世界?
スモンスモンも首が伸びたり、もうカオスです。
でも、シュールの一歩手前というか、出会いや助け合い、分かち合いが
不思議にストンと、心地良いです。
もちろん、オノマトペ語が、文章にリズムを与えています。
小学生くらいから、読み解いてほしいです。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】