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[BOOKデータベースより]
名著『育児の百科』の著者として知られる医師にして、ルソーやロシア革命史の研究者、さらに「ベ平連」等の市民運動においても大きな役割を果たした“在野の思想家”松田道雄。その多岐にわたる活動と思索を「社会主義」という観点から捉えなおし、一人の二〇世紀知識人の思想的葛藤が提起した問題をあらためて問いなおす。社会主義へのアンビヴァレントな思いを背景に、自己批判に揺れ動きながら時代の精神と格闘した松田の思想像に迫る。
松田道雄と社会主義
第1部 「市民」概念と社会主義(ベ平連と社会主義;「市民」概念の多様性;マルクスとレーニンのあいだ)
第2部 育児書のなかの「市民」(思想書としての『育児の百科』;集団保育の発見;ルソーをめぐる葛藤)
第3部 社会主義と「いのち」(安楽死と社会主義;女と「いのち」)