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ところで軍国少女はどこへ行った

ななみ書房 地方・小出版流通センター
本田和子 

価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2019年04月
判型
A5
ISBN
9784903355832

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内容情報
[BOOKデータベースより]

第1部 戦時下の学校教育(「日本国史」の教育力;私たちの万葉集;子どもたちの「唱歌教育」)
第2部 戦時歌謡と子ども(歌の力・歌詞のイメージ;子どもの戦争体験;私という子どもの戦時観)
第3部 軍国少女はどこへ行ったか(私の戦後体験)

[日販商品データベースより]

戦争がはじまったとき,少女は小学校低学年だった。工場動員は免れた。その代わり、校庭に薩摩芋を植えたり、人手不足の農家に農作業の手伝いに行かされたりした。その頃歌われた『学徒動員の歌』、すなわち、「君は鍬取れ、我は鎚、戦う道に二つなし」という戦時歌謡さながらであった。こんな歌に励まされ、お米や野菜を作ることは重要だと思っていたから、とにかく真面目に働いた。何しろ、この戦いは正しく、神州は不滅であると教え込まれていたから、どんなに敗け戦が続いても、日本が敗けるなどとは考えもしなかったのである。

 こうした「戦争観」の中で、少女たちは「少国民」となり、「軍国少女」へと成長した。こうした「日本観」は、「皇国史観」に基づく「日本国史」の授業で、しっかりと形成されていた。それに、勇壮で覚えやすい戦時歌謡は、少女たちの心を揺さぶり、「正義のための聖なる戦い」を疑うこともなかったのである。

 今,大人になった少女が「日本国史」と「戦時歌謡」を取り上げて、自分自身を語ってみようと考えたのは、こうした所似に他ならない。そして、このことは、「私」という一人の子どもの物語でありつつも、あの時代を生きた同世代の女たちにとっても、共有される物語に他ならない。

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