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[BOOKデータベースより]
本書は、一人の人間である河合がどのように時代を認識し、それを思想体系に反映させ、実践と結びつけようとしたかということの探求である。それは彼の生きた思想空間との関係の解明なくして理解できない。そしてこの人物の思索活動の基本に社会問題への関心があることを踏まえ、その問題を中心軸としながら彼の自由主義思想を明らかにするのである。
第1章 自由主義者・河合栄治郎の思想形成
[日販商品データベースより]第2章 社会政策原理における社会主義
第3章 思想史研究者としての河合栄治郎
第4章 教育改革と教養主義
第5章 戦争と自由主義
第6章 自由主義の擁護
第7章 日本における自由主義の運命
自由は再び失われてしまうのか?──いま蘇る、孤高凛然の思想と精神
河合の自由主義の基本は明確である。多元的・民主的社会での自由な言論を追究し、逆境にありながら明るさをもった言論を貫いたように社会の進歩を信じ、個人の尊厳を訴えたことである。社会分裂の中でエリートのイデオロギーとして攻撃された点を含め、現在、欧米で論じられる自由主義に通じる。
本書は、一人の人間である河合がどのように時代を認識し、それを思想体系に反映させ、実践と結びつけようとしたかということの探求である。それは彼の生きた思想空間との関係の解明なくして理解できない。そしてこの人物の思索活動の基本に社会問題への関心があることを踏まえ、その問題を中心軸としながら彼の自由主義思想を明らかにするのである。