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[BOOKデータベースより]
「国家公共」とは、人が生まれてから通過する各ステージである「家族」「地域」「組織」「仲間」という「公共生活圏」のことを言います。その各ステージの「間」で巧みにバランスをとりながら生きてきたのが、女性であるということです。これから到来する社会では(AI社会ではなおさら)そのようないわば“「間」的生き方”がむしろ主流となる。元大妻女子大学理事長・学長が女性への期待を込めた応援メッセージ。
第1章 「公共生活圏」を生きる(「家族生活圏」;「地域生活圏」 ほか)
第2章 「国家公共」という生き方(「国家公共」とは;「自己反照的・相互反照的対話」 ほか)
第3章 「公共的英知」の創発(「人心」の収攬;「場」の整序 ほか)
第4章 「公共」と「霊性的世界」(「霊性的自覚」に覚醒する契機;「霊性的世界」の披け ほか)
第5章 大妻良馬の「霊界建設」(大妻良馬という男;大妻良馬の思想 ほか)
これまで男性は概して「組織生活圏」に軸足を置き、「個」・「国家」サイドに傾斜した生き方を強いられ、あるいはそれを自己選択してきたのに対し、女性は各「生活圏」の「間」で、また、「個」・「国家」〜「個人」・「公共」の「間」で巧みにバランスをとりながら生きてきたという歴史的経緯がある。その「間」を生きることで女性はそれぞれ「公共的英知」を輝かせ、その「間」で「国家公共」という生き方を体得・体現してきたと言ってよい。これから到来する社会では(AI社会ではなおさら)そのようないわば<「間」的生き方>がむしろ主流となる。「男女共同参画社会」の提唱にはそれへの展望も視野に入っているはずである。「女性が輝く時代」の射程は少なくともそこまで届いていなければならない。本書はささやかながらそこに一石を投ぜんとするものである。
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