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[BOOKデータベースより]
将来、「お金で泣くタイプ」の方が世の中には多くいます。それはお金に対する考え方や行動に現れるもので、家、日々の消費、休日の過ごし方、保険、教育などさまざまなところで静かに、しかし着々と「差」を生んでゆきます。この「差」を意識してお金と計画的につき合っていくと、将来「お金で笑う」ことに、逆に差に無頓着にまん然と浪費を続けていくと、将来「お金で泣く」ことになります。
第1章 定年後、本当に必要な金額は幾ら?(金融機関が勧めるプランは疑問だらけ;なぜ、銀行員に相談してはいけないのか? ほか)
[日販商品データベースより]第2章 50代からの「支出の減らし方」(「地位財」にお金をかけない;教育費は本当に必要か? ほか)
第3章 50代からの「お金の増やし方」(投資のリスクをどう考える?;投資に回す金額の目安は? ほか)
第4章 50代からの「お金の守り方」(いつかは向き合う「老い」とお金;判断力が落ちると人を頼りたくなる ほか)
将来、豊かな老後を暮らせないんじゃないか。
定年時には何千万円もないといけないらしいが我が家は。
脳裏をよぎる「老後破産」の4文字……。
こんなお金の不安は、定年を意識しはじめる
50歳あたりから急に膨らんできます。
本書はそんな不安をいだく皆さんのための、
「安心の老後を手に入れる本」です。
具体的にどうすれば悲惨な老後を迎えずに済むのか、
定年後に「お金で泣く人」「お金で笑う人」の対比で
読み解いていきます。
たとえば、
×定年後お金に泣く人は――銀行員にお金の相談をする
◎定年後お金に笑う人は――銀行の無料相談会には近寄らない
あるいは
×定年後お金に泣く人は――親の介護費用を自分で出す
◎定年後お金に笑う人は――親の介護を親の資産から賄う
×定年後お金に泣く人は――貯蓄性保険や年金保険に入る
◎定年後お金に笑う人は――イデコを利用する
本文の随所にこんなまとめが挿入され、
読みやすく、分かりやすいつくりになっています。
著者は何十年とお金と向き合ってきた経済のプロ中のプロ。
その著者が「自分事」として取り組んだだけに、
本書には、だれにでも実現可能で効果的な
実用情報がたっぷり詰まっています。
・家 ・保険 ・投資 ・教育
・介護 ・医療費 ・イデコ
など、さまざまな項目を取り上げ、
その中でも「効果の大きいこと」に絞って紹介。
知っているだけでかなりの額を「得する」ことができます。
老後の備えの本なので、40-50代の方には、
ぜひ読んでほしい一冊ですが、
本書のマネー術は60代からでも間に合います。
会話形式で進む本書の物語は、将来に不安を抱き、
著者のもとを訪れた1組の夫婦が
「ある告白」をするところから始まります。
この夫婦しかり、そもそもみんなが
口を揃えて「お金がない」と言うのは、
「背伸び」が根底にあるからとも……。
「生き方」の見直しをも迫る著者入魂の一冊!