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[BOOKデータベースより]
『an・an』『POPEYE』『BRUTUS』『Olive』など雑誌のロゴ&エディトリアルデザインから『ぐるんぱのようちえん』『マザーグースのうた』をはじめ数々の絵本の作画や装丁まで手掛けた天才的なグラフィックデザイナーが生涯愛しつづけた「絵本」の世界へ―。運命的に絵本作家の道へ進んだ故・堀内誠一の「偏愛的個人美術館」。
1 絵本の絵を考える(ラスコーの子どもたち;マチルダの誠実 ほか)
2 ギャラリー絵本の楽しみ(絵本のご先祖さま物語り一枚絵―ハンス・フィッシャーの『メルヘンビルダー』に見る伝統;絵本のはじまり―ランドルフ・コールデコットの生気あふれるデッサン ほか)
3 さまざまな絵本のなかで(いわゆる童画からイラストレーションへ―イラストレーターの絵本論;画文一致のショヴォーの「絵」のほう ほか)
4 子ども・大人・絵本(絵本の無限の可能性 対談(長谷川摂子);子ども・大人・そして絵本 鼎談(安野光雅+岸田衿子))
5 子どものための展らん会(見てまわるたのしみ;子ども ほか)
ラスコーの壁画からカンディンスキーまで、絵本の古典コールデコットから現代の長新太まで…。絵本の歴史と魅力を一望する画期的な絵本論。運命的に絵本作家の道へ進んだ故・堀内誠一の「偏愛的個人美術館」。
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堀内さんの作品について書かれていたらいいなあと思いつつ、めくっていくと、始まりはラスコー洞窟の壁画で、「あれ?」といった感じでした。
その後、堀内さん関連の本を読んでからこちらに戻ってくると意外な感じは薄れて、いろいろなことに興味を持たれていた堀内さんというのが浮かび上がってくる気がしました。
堀内さんのご自分の作品に対する言及もありますが、子どものための展覧会などという楽しい企画もあり、見ていてその興味はつきません。
ブルーノ・ムナリやポール・ランドなどは、堀内さんの本を読んで知ったイラストレーターでした。
私が絵に対して造詣が深かったらもっと楽しめそうなのが残念です。
堀内さんの絵本だけでなく、その作品や堀内さんが興味を持っていたもの、好きな絵について知りたいと思った時にお薦めな一冊です。
そうそうこの本の帯には「官能」という言葉が使われていますが、それも堀内さん独特の感性だなあと思います。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】