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- 徂徠学派から国学へ
-
表現する人間
ぺりかん社
板東洋介
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784831515308
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[BOOKデータベースより]
江戸時代中期、古学派と呼ばれる二つの新興思想勢力が登場した―徂徠学と国学である。東アジアの標準思想であった朱子学は「理」による内面と外界の連続性を説いたが、有限な人間には複雑な現実を捉えきれないと見た古学派は、「古え」に依拠すべき「道」を見出し、内面と外界の間に位置する“表現”の場に人間存在の基底を模索していく。古学派の言語論や詩的表現の分析を中心に、近代知識人の宿痾となった思想的葛藤に目を配りつつ、古くて新しい人間像を探究する。
第1章 経世論の外部(近世日本社会と職分論;徂徠学の登場;礼楽と経済;徂徠の経書観と人間観;超越と詩―『易経』と『詩経』;治者の自己;経世論の外部;国需論争の発端)
[日販商品データベースより]第2章 賀茂真淵の思想(「畸人」真淵;「わりなきねがひ」―『国歌八論』論争からの水脈;「直き」人々;更新された「雅び」;五十音の秩序;「直き」ものゝふの道;犬の群れと羊の群れ―共同体観の相違;文と武と―伝統への接続)
八代将軍吉宗の世、思想界に現れた二つの新興勢力・徂徠学と国学。当時の主流たる朱子学を否定した両「古学派」の進展を考察する。