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[BOOKデータベースより]
「戦後民主主義」。その含意はさまざまであるが、日本国憲法に示された主権在民、平和主義、基本的人権の尊重、また教育基本法が背景にあることには誰しも異論がないだろう。占領下に生まれた戦後民主主義はこれからどこへ向かうのか?アフターコロナを見据えて日本の未来を創る上で重要な4大イシュー、民主主義、政治、憲法、教育について、時代を代表する論客が、その争点を示し提言を行う。
第1章 民主主義―日本社会の「株式会社化」(民主主義の時代;『民主主義』解説;租税回避と国民国家の解体;対米従属テクノクラートの哀しみ;「語り継ぐこの国のかたち」)
[日販商品データベースより]第2章 政治―道徳的「インテグリティ」の欠如(愛国的リバタリアンという怪物;政治指導者の資質とは;独裁者とイエスマン;対米従属のいくつかの病態;「気まずい共存」;リアリズムとは何か)
第3章 憲法―制定過程の主体は誰か?(憲法の話;憲法について;憲法と自衛隊;法治から人治へ)
第4章 教育―貧して鈍して劣化する(教養教育とは何か;大学院の変容・貧乏シフト;大学教育は生き延びられるか?;国語教育について;英語の未来;コロナが学校教育に問いかけたこと)
日本の国の根幹を支える「民意」の反映は、もう失われてしまったのか? 道徳的「インテグリティ」が欠如する政治,、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育、日本の未来を創るうえで最重要となる4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が日本のイディオクラシ―を批判するとともに、この国の未来を問う