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[BOOKデータベースより]
1930年代、国際情報紙から親ファシズムのメディアへ―パリの極右週刊紙の誕生とその展開。敗戦と占領という特殊な事情のヴィシー時代。「ふつう」ではない状況下だからこそ、そこに生きる人びとの言動には、その「本質」が滲み出てくる。フランスの「ナショナリスト」たちは、なぜ対独協力を選択したのか。本書に登場する人物のことばや行動には、すべての者のうちに巣くう「弱い」部分や「邪なもの」の実相を解きほぐす手掛かりがある。
第1章 メディア史のなかの『ジュ・スイ・パルトゥ』
[日販商品データベースより]第2章 一九三〇年代における『ジュ・スイ・パルトゥ』のドイツ観
第3章 ピエール・ガクソットと『ジュ・スイ・パルトゥ』の分岐点
第4章 対独協力ジャーナリズムの形成と『ジュ・スイ・パルトゥ』の再刊
第5章 『ジュ・スイ・パルトゥ』の協力主義イデオロギー
第6章 「あるべき国家像」をめぐって―AFとJSP
1930年代、国際情報紙から対独協力主義メディアへ…。あるべきフランス国家像を巡って仏極右が様々微妙に差異を生み出し、単なる転向とは異なる対独「協力主義」を演じた時代を検証する。