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- 東アジアジャーナリズム論
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官版漢字新聞から戦時中傀儡政権の新聞統制、現代まで
龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第11巻
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2010年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779115233
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官版漢字新聞から戦時中傀儡政権の新聞統制、現代まで
龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第11巻
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[BOOKデータベースより]
第1部 近現代華字新聞史の探究と発見(米国人が中国で創刊した初の中国語新聞―『中外新報』(1854〜1861)とその日本版の探究;寧波『中外新報』の編集方針と「国益論」;汪精衛「国民政府」の新聞論とその治下の新聞;汪精衛「国民政府」の新聞法令とその管理体制;近代華字新聞の変遷から見た華字紙の特徴と使命)
[日販商品データベースより]第2部 東アジアの動きと新聞論調(香港返還をめぐる現地マスコミの論調についての考察―『明報』社説を中心にして;東南アジアから見たポスト冷戦期の日米中関係;日中関係の行方―日本のメディアの論調から;鳩山外交をめぐる日本メディアの論調;「小沢・鳩山」民主党の「新政」はどこへ行くのか―東南アジアからの視点)
附録(紙面再録)
米国人が中国で発行した最初の中国語新聞『中外新報』の原紙と日本版(官版漢字新聞など)を発掘し、同紙の編集方針と「国益論」についての分析、また汪精衛南京「国民政府」傀儡政権の新聞理論と管理体制に関する考察、さらに百数十年にわたる華字新聞の特徴と役割を総括する第一部。
第二部では、十数年間に起きた大事件に対する東アジアのメディアの反応とその相互報道の基本的論調を分析し、表面的には関連性がないように見えるが、長期的視野で見ると、過去と現在のジャーナリズムの少なからぬ共通点(接点)、相呼応する痕跡と現象が認められることを指摘する。
編集方針のダブルスタンダードや新聞管理体制とその辻褄合わせの新聞理論など、今日にも通じる国際ジャーナリズムの本質と機能の論議を提示する。