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[BOOKデータベースより]
アルバのくらすサンゴしょうは、にぎやかないろといのちでみちあふれています。けれど、アルバがとしをとるにつれて、ゆたかなサンゴしょうのせいかはすこしずつかわりはじめました。おかしなものがサンゴのうえにながれついて、いきいきとしたいのちのいろがうしなわれていきます。あるひ、アルバはたったひとり、サンゴしょうにとりのこされてしまったことにきがつきます…。この美しい絵のおはなし絵本は、海洋汚染がおよぼす影響についてそしてまた、私たちの手で海をふたたび蘇らせることができるかもしれない可能性や希望についても考えさせてくれます。
[日販商品データベースより]「海洋ごみ問題の今」を一人一人が考えるきっかけになり、小学校低学年から手にとって理解できる内容で、授業の導入にも最適です。
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美しいサンゴの海で幸せに暮らす、オレンジ色の魚、アルバ。「わたしは うつくしいものを みつける とっても いいめを もっているのよ」と、いつも言っていました。けれども長く生きるうちに、アルバは大好きな美しいものがだんだん少なくなっていることに気がつきます。今まで見たことものないような、奇妙なものが現れるようになったのです。あるとき、ペットボトルに入り込み抜けなくなってしまったアルバが、海岸に流れ着きます。そんなアルバの姿を目にし、まちの人々はいますぐ自分たちの暮らし方を変えていかなければならないと考え始めます。海の環境を守ろうと行動にうつすのです。この物語は、「SDGs」の14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」をテーマしたおはなしです。未来のためにSDGsに取り組むことは、これからの時代を生きる子どもたちにとって、とても大切なこと。この美しい絵本を通じ、これは自分たち自身の問題なのだと感じるはずです。巻末には美しい海を守るための具体的な例も紹介されています。親子で読んで、話し合い、できることから実践していけたらいいですね。
(絵本ナビライター 出合聡美)
【情報提供・絵本ナビ】