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[日販商品データベースより]
戦後の混乱期、焼き物の里・信楽に絵を描くことが大好きな少女がいた。貧しくともせいいっぱい働きながら、陶芸家への夢を膨らませる清子。だが、弟子入りを志願して窯元をまわっても「女には無理や」と断られてばかり。それでも果敢に挑戦をつづけ、ついに夢の世界へと飛び込んでいく――。苦労も失敗も朗らかに乗り越えて、新たな道を切りひらいた女性陶芸家・神山清子の情熱的な人生、笑いと涙の物語。
目次
プロローグ
少女の頃
蛍の家
新しい日
緋色に魅せられて
エピローグ
あとがき
神山清子のアルバム