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- コンビニたそがれ堂 星に願いを
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- 価格
- 616円(本体560円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784591118306
[BOOKデータベースより]
大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回のお客様は、お隣のお兄ちゃんに告白したくて頑張る少女、街角で長くコーヒーをいれてきた喫茶店のマスター、子どもの頃、変身ヒーローになりたかった青年…夜空の星に切なる願いをかけた時、やさしい奇跡が起こる―。つまずきがちな毎日に涙と笑いを運んでくれる、好評シリーズ第3弾。
[日販商品データベースより]読者や書店員さんからの反響続々――。
心に癒しの風が吹く好評シリーズ第3弾、文庫書き下ろしで登場!
巻末解説は、星占いウェブサイト「筋トレ」主宰の石井ゆかり氏。
「思い出や過去は、人を裏切らない。
それは事実で、何よりも真実だからだ。
村山さんは、そのことをとても丁寧に説明してくれている。
『過去と思い出』が、決して人を縛りつけたり
停滞させたりするものではないことを、
登場人物の自然な気持ちの動きを通して、語りかけてくれている。
『後ろ向きな生き方』なんかじゃない、
ちゃんと真正面に過去を見るやり方を、静かに教えてくれている。
――石井ゆかり(解説より抜粋)
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もう、本当に、よかった!!上の子共々、すっかりこの本の魅力にハマってしまいました。
村山早紀さん。と言えは、「シェーラ姫・シリーズ」で、児童文学界では有名です。
(私も題名だけは知っていましたが、まだこのシリーズを読んだことはありません)
この本は、ネット検索しているときに出てきて、その題名に惹かれて、手にしました。なぜって、私自身がコンビニ店員○年なので、いったいどんなコンビニの話かなーと、興味をそそられたんです。
先に読み切って、「いい話だったよー。感動だー」と、いいだしたのは子どもの方でした。続いて私も読んで…。「号泣」みたいな涙ではないのですが、うっかりすると、目頭が熱くなってしまう物語ばかりが載っていました。
「コンビニたそかれ堂」は、表題作のほかに5編の短編が載っていて、それぞれのお話が、この不思議な「コンビニ」で、主人公たちはここでしか手に入らない、その人の本当に大事なものを見つけて手に入れるお話でした。
元々子ども向けのシリーズから刊行された作品ですが、私が手にして読んだのはポプラ社ポケット文庫の方です。こちらはあえて大人向けに書き直されていて、作者の後書きいわく、漢字が増えているそうです。
ありそうであり得ない(?)、でも、こんなことが本当に起きてくれたら!という素敵な物語がたくさん載っています。
中学生くらいのお子さんから、大人まで大声でお薦めしたい1冊です。
ちなみに「たそがれコンビニ堂」はシリーズになっていて、
ポケット文庫からは『コンビニたそがれ堂』『奇跡の招待状』『星に願いを』の3冊が、刊行されています。児童書バージョンではもう何冊かシリーズがあるみたいです。
児童書の方なら、小学校高学年くらいから楽しく読めると思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】