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- 市民社会と立憲主義
-
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588630347
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[BOOKデータベースより]
第1部 主権・立憲主義(憲法制定権力と主権―ネグリ、シュミット、アレント;護憲論者ジェィムズ・マディソン;尾高朝雄の現象学的一般国家学 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 福祉国家・自由主義(自由化原理の適用をめぐる問題―チュルゴーとネッケル、二人の為政者像を中心に;近代における「個人」あるいは「個人主義」の思想的意味について―新自由主義的「個人主義」批判ならびにアントニオ・グラムシの「個人主義」認識;D.G.グリーンの『市民社会の再創出』―一九一一年を転換点と位置づける福祉史観を中心に ほか)
第3部 社会・倫理(共感の機能と諸問題;貨幣と社会性―E.レヴィナスにおける犠牲の論理;社会的希望としてのナショナル・アイデンティティ―ガッサン・ハージの議論を基点に ほか)
国家と区別される領域としての市民社会は、どのように歴史的に形成され、今日いかなる役割を果たしているのか。権力を制約する原理としての立憲主義の来歴と、その現代的意義は何か。市場経済のグローバル化のなかで、政治的なものの再定義が迫られている。規範的な政治哲学と実証的な現状分析とを組み合わせ、政治の現在について多面的に検討する共同研究の成果。