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- ロシアの愛国主義
-
プーチンが進める国民統合
サピエンティア 52
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588603525
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[BOOKデータベースより]
世界で最も多くの民族が暮らす国ロシア。ソ連の崩壊で共産主義が消えたいま、大きく揺らいだアイデンティティを支えるものとは。傷だらけの大国を復活させるために。
序章 国家の崩壊と構築
[日販商品データベースより]第1章 プーチン政権の思惑
第2章 連邦構成主体の取り組み
第3章 戦勝記念のダイナミズム
第4章 民族共和国の動向―タタルスタンと連邦中央
第5章 青年層の台頭と政策の転換
第6章 官製青年組織の設立
第7章 ナーシの再編
終章 ロシアの愛国主義
ソ連体制が崩壊したことで旧ユーゴなど共産圏では独立や分裂、民族紛争が相次いだ。2000年代にはグルジアやウクライナで権威主義的政権が市民の手で倒れた。次はロシアかと危惧されるなか、多様な民族をまとめ、失われた超大国の自信を取り戻そうと、プーチンは共産主義にかわる新たな理念として愛国主義を打ち出す。独ソ戦における勝利など国の偉業や伝統を称え、次世代に伝える政策の現状と課題を考察する。