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[BOOKデータベースより]
20世紀後半の哲学界にあって、実存哲学や精神分析、構造主義や分析哲学との幅広い思想的交渉を保ちつつ、他に類を見ない独自の地歩を築いたポール・リクール。歴史=物語の解釈学で知られる第一級の哲学者が残した膨大な仕事をテーマごとに掘り下げ、その驚くべき多面性を一望のもとに概観する、最高の執筆陣による本邦初の読本。主要著作解題とキーワード解説、略年譜も付す。
第1部 リクールと二十一世紀の世界(リクールと歴史の理論―哲学的歴史理論の射程;リクールと物語り論―「分析哲学的ヴァリアント」を軸に ほか)
[日販商品データベースより]第2部 リクールと現代哲学(現代思想の交差点としてのリクール―二十世紀の哲学的証人;リクールとナベール―「根源的肯定」から「証し」へ ほか)
第3部 リクールと社会科学(アナール派歴史学の変遷―社会史と物語;テクスト解釈学と文化社会学―「行為をテクストとみなす」という方法をめぐって ほか)
第4部 リクールと近代哲学(リクールとベルクソン―生の哲学の影;リクールとディルタイ―ディルタイの解釈学は「ロマン主義的解釈学」なのか? ほか)
20世紀後半の哲学界にあって、実存哲学や精神分析、構造主義や分析哲学との幅広い思想的交渉を保ちつつ、他に類を見ない独自の地歩を築いたポール・リクール。歴史=物語の解釈学で知られる第一級の哲学者が残した膨大な仕事をテーマごとに掘り下げ、その驚くべき多面性を一望のもとに概観する、最高の執筆陣による本邦初の読本。主要著作解題とキーワード解説、略年譜も付す。