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- 散歩の文化学 2
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《思想・多島海》シリーズ 13
東洋的都市経験の深層
- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588100130
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[BOOKデータベースより]
東洋の都市の基底には人柱が眠っている。その人柱とは、生活人としての民=百姓だった。新王朝が都市を作邑・創設するとき、先朝の“遺民”らは、造られ保障された“市”を歩く散歩人へと転生する。この東洋的都市経験の根源をなす散歩人たちの位相へ、『荘子』無何有の郷の逍遙遊、『論語』の都市的アレゴリー、鄭の男のラブレー的な寸断と解体の眼差し、人麿の相聞‐挽歌の心象界などを貫く古代的界隈の生活世界へ、と赴く。われわれの内になお眠る人柱にも意味の覚醒を促す、記号論的考察。
序 東洋的都市経験の基底としての作邑的界隈
[日販商品データベースより]第1章 荘子―無何有の郷の逍遙遊
第2章 孔子―暮春の逍遙
第3章 鄭の男―界隈からのアレゴリーの発生
第4章 人麿―“靡けこの山”
結び 散歩する主体と都市
造られた都邑に生きる「散歩人」は、いかなる都市経験を重ねてきたか。歩く荘子や孔子の思想と寓話などに、「人柱」と交わされる対話の位相を捉える。我々の内になお眠る人柱にも意味の覚醒を促す、記号論的考察。