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価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2014年10月発売】
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[BOOKデータベースより]
その人が「見えない」とはいったいどういうことなのか―社会的には見えないことになっている人、しかし、確かに実在するその人を、われわれが「見て見ぬふりをする」のはなぜか。主体を公的に認められた人とするには、その人を認知するだけでは不十分である。認識から承認へ。相互主体性と対象関係におけるアイデンティティの問題へ。“承認論”の第一人者による、いま、もっともアクチュアルな問題提起
第1章 見えないこと―「承認」の道徳的エピステモロジー
[日販商品データベースより]第2章 相互主体性の超越論的必然性―フィヒテの自然法論文における第二定理について
第3章 第三者の破壊的な力について―ガダマーと、ハイデガーの相互主体性理論
第4章 認識と承認―サルトルの相互主体性の理論について
第5章 解釈学とヘーゲリアニズムのあいだ―ジョン・マクダウェルと道徳的実在論の挑戦
第6章 対象関係論とポストモダン・アイデンティティ―精神分析は時代遅れだという思い違いについて
その人が「見えない」のはいったいなぜなのか。社会的には見えないことになっている人、確かに実在するその人を、われわれが「見て見ぬふりをする」のはなぜか。主体を公的に認められた人とするには、その人を認知するだけでは不十分である。認識から承認へ。そして相互主体性と対象関係におけるアイデンティティの問題へ。〈承認論〉の第一人者による、いま、もっともアクチュアルな問いかけ。