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- 寝るまえ5分のパスカル
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「パンセ」入門
Un ete avec Pascal- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560089101
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[BOOKデータベースより]
パスカルの言葉は、なぜこれほどまでに刺さるのか?「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」…忘れがたい名句やイメージを数多く残した天才の、その思想の真髄に迫る刺激的な41章。
「あの恐るべき天才」
[日販商品データベースより]「靴のかかと」
自己愛Amor sui
「誤謬と偽りの女主人」
「パスカル氏の生涯」
「この世の女王」
「説得術について」
圧制
決疑論
父〔ほか〕
彼の言葉は、なぜこれほどまでに刺さるのか?
「心には心の言い分があるが、理性はそれらをまったく知らない」
「この無限の諸空間の永遠の沈黙が私を恐怖させる」
「人間は天使でも獣でもない。そして不幸にも、天使のふるまいをしようとすれば、獣のふるまいをすることになるのだ」
優れた数学者、物理学者、また哲学者にして神学者でもあったブレーズ・パスカル(1623-1662)。彼は人間と信仰について思索を重ね、未完の断章を大量に残してわずか39歳でこの世を去った。のちに『パンセ』というタイトルでまとめられた主著は、「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」など、忘れがたい名句やイメージに溢れ、世界中で読み継がれて今日に至る。
本書は、そんなフランス屈指の名文家パスカルの選りすぐりの断章(パンセ)を、フランス文学界最高の案内人が豊富かつ巧みに紹介しながら、その思想の真髄に迫る刺激的なエッセイ。好評を博した毎日5分の人気ラジオ番組が元となっている。本格派でありながら広く開かれたテクストが、最良の研究者・翻訳者を得て、いま日本の読者に届けられる。