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- 少年になり、本を買うのだ
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桜庭一樹読書日記
創元ライブラリ Lさ1ー1
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2009年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488070649
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
読むべき本が見つからないときは桜庭さんのこのシリーズを読む。本読みの虫、桜庭さんは1日に4〜5冊ペースで読み、新宿紀伊國屋に毎日通う。読書ブログなんぞを昔やったことがあるが、この本を読むとそんな自分がちゃんちゃらおかしい。あらゆるジャンルを読破されているので、自分が読まないジャンルの本にも興味がわくので幅を広げてくれる。東京創元社のwebでいまも連載されている人気企画で、このあと3冊ぐらい出ているがどれも面白かった。特に1冊目の本書は第60回日本推理作家協会賞受賞した『赤朽葉家の伝説』、第138回直木賞受賞した『私の男』の執筆中の様子も書かれていて非常に興味深かった。もっと評価されるべき名著!
[BOOKデータベースより]
桜庭一樹は稀代の読書魔である。本当に毎日本を読むのである。こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリをはじめ、ガルシア=マルケスの傑作小説、アゴタ・クリストフの自伝、死刑囚についてのドキュメント、茨木のり子の詩集から三島由紀夫のエッセイまで、縦横無尽に読んで過ごした疾風怒涛の1年間。
二月 読書にまつわるすごいこと(たぶん)を発見する。
三月 町中に“なぞの女”がいる、気がする。
四月 ジョン・ランプリエールが辞書になる!
五月 夏木マリと、カー談義する。
六月 直毛なのに、アフロである。
七月 バナナの皮で、世界が滅亡する。
八月 傑作の前を、歌って通りすぎている。
九月 百匹の蝉が死に、百人の老人がやってくる。夏が、終わったのだ。
十月 片手に二十世紀梨、片手に豆腐竹輪の夜である。
十一月 「ビバビバ都会!野戦病院!」である。
十二月 少年になり、花を買うのだ。
一月 書店はタイムマッシーンである。