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「みんなは、どんなおふろに、はいってる?」小さな子どもからお年寄りまでさまざまな人が、温泉や銭湯などいろんなお湯に入る姿を、飯野和好がユーモラスに描いています。だれにとっても身近ながら奥の深い題材でもあるので、歴史のことやゆず湯の紹介にまで広く触れています。お風呂文化の豊かさや気持ちよさを伝える、声に出して読みたい絵本です。本を閉じるとき、きっとみなさんも「ああ、おふろはいりたい!」と思いますよ!
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おじいさんは、ドラムかんぶろがすき。お母さんは、ろてんぶろがすき。おばあちゃんは、おんせんがすきで、お父さんは、まちのせんとうがすき。みんながお気に入りのお風呂に入る様子を、飯野和好さんが情感たっぷり、ユーモラスに描きます。「ちゃぽん」と湯船につかって、「ふー」とリラックス。みんな満たされた、いい表情をしています。「おふろっていつごろからあるんだろう?」ローマ風呂や、江戸時代のお風呂、懐かしさを感じるレトロなお風呂も登場。五右衛門風呂の入り方や、名前の由来も語られます。普段何気なく入っているお風呂も、その歴史や名前の由来などを知ると、愛着がわいてきますね。おふろがもっともっと好きになる1冊です。「ああ いいゆだった!」ラストシーンの子どもたちのセリフに、共感すること間違いなし。絵本をゆっくり味わって、ポカポカ温まってください。
(絵本ナビライター 出合聡美)
ストーリーはほとんどありませんが、飯野和好さんの渋い絵とお風呂のバリエーションが楽しめる絵本です。
お知らせお姉さんという表現がツボでした。
20数年前、我が家にお知らせお姉さんが来た当初はちょっと驚いたものです。
温泉、銭湯、内風呂と様々なお風呂が味わえる日本っていいなあとしみじみ思いました。
4ー5分で読めます。
冬至の頃の読み聞かせにおすすめです。(みいのさん 60代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】