[BOOKデータベースより]
万寿二年(一〇二五年)、人喰い鬼の出没する京の都。出世抗争に明け暮れ贅沢にも飽いた宮廷をしりめに、物売女、博学爺さん、貴族の元女房、不良少年、貧民窟の用心棒が結束した。時代小説の名手がおくる根無し草たちのサバイバル譚。縁もゆかりもない老若男女に白羽の矢!?千年前に繰り広げられた闘いと愛の物語。
[日販商品データベースより]ときは万寿二年(1025年)、平安時代の爛熟期。物売女、没落貴族、主をうしなった女房、貴族の不良少年、太宰府がえりの元勇将は腐った世をはかなんでいます。ひょんな縁で時の実力者・藤原実資の邸宅・小野宮第に集まった彼らは人喰い鬼よりも怖い敵に力を合わせて対峙することに――。ベテランの筆がさえる軽快かつ哀切な平安朝小説の誕生です。
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後一条天皇の御世、藤原道長のライバルのもとに参集した世のはずれ者達。没落貴族、市井の物売女らが鬼よりも悪辣な敵に立ち向かう。