- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
[BOOKデータベースより]
秀吉、ねね、お茶々、お江、尾形光琳、赤穂義士、田沼意次、シーボルト、新撰組、彰義隊―。南蛮渡来の鏡が照らし続けた江戸三百年の壮大なる歴史。足かけ15年、著者が最期まで心血を注いだ大河時代ロマン!惜しくも急逝した著者最後の一文「ぎやまん身の上物語」収録。
[日販商品データベースより]秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡。秀吉から於祢(ねね)へ、お茶々へ、お江へ、さらには赤穂義士や田沼意次、尾形光琳、はたまた芹沢鴨へと、時に贈答品、時には呪われた品として持ち主が代わっていく中で、鏡に写り込むのは江戸という時代の色と、人々の心模様――。二〇一三年三月に急逝した直木賞作家・北原亞以子さんが、十年あまり書き継いだ一大江戸絵巻『ぎやまん物語』がいよいよ刊行です。鏡を語り手に選んだことについて北原さんはこう書き残しています。
「鏡は人の顔だけでなく、様々なものを映します。鏡がそれを持っている人のどういう様子を映すかで、その人の内面まで描くことができたらと思っています」
端正かつたおやかな文章で、生涯江戸時代に生きる人々を愛し、書き続けた北原さんの集大成ともいえる作品です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 味ごよみ、花だより 二
-
価格:814円(本体740円+税)
【2024年03月発売】
- 木挽町のあだ討ち
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年01月発売】
- 赤まんま
-
価格:935円(本体850円+税)
【2024年03月発売】
秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡。秀吉から於祢(ねね)へ、お茶々へ、お江へ、さらには赤穂義士や田沼意次、尾形光琳、はたまた芹沢鴨へと、時に贈答品、時には呪われた品として持ち主が代わっていく中で、鏡に写り込むのは江戸という時代の色と、人々の心模様──。二〇一三年三月に急逝した直木賞作家・北原亞以子さんが、十年あまり書き継いだ一大江戸絵巻『ぎやまん物語』がいよいよ刊行です。鏡を語り手に選んだことについて北原さんはこう書き残しています。
「鏡は人の顔だけでなく、様々なものを映します。鏡がそれを持っている人のどういう様子を映すかで、その人の内面まで描くことができたらと思っています」
端正かつたおやかな文章で、生涯江戸時代に生きる人々を愛し、書き続けた北原さんの集大成ともいえる作品です。