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[日販商品データベースより]
をばすてや誰か待つらん月の椅子
信州・更科の地に伝わる「姨捨山伝説」の取材や、平成11年から24年までの13年にわたる吟行での句作をまとめた。
◆自選十句◆
スコールの嘉手納をつつみ風となる
ふらここのうち捨てられて友のなく
夏服に棲みゐる若き君なりし
スケートの刃先の紐をとほく引く
はだれ野のしづくとなりてゆくわれか
砂浜の城塞古りてヨツト着く
春霰地に蹲へるとき強し
螢籠この世たがはぬ仮の宿
春霞校舎に古りし懺悔きず
さらしなの児童の真つ直に月の道