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[BOOKデータベースより]
本書では、「島弧」とよばれてきたプレート沈み込み境界における玄武岩マグマの成因についてこれまで得られてきた知識を総括し、さらにその上で、著者自身の見方が述べられている。主化学組成が関係した、相平衡岩石学（ｐｈａｓｅ ｐｅｔｒｏｌｏｇｙ）に基づくマグマ成因論をその主要なテーマとしている。
第１章 マグマ活動とテクトニクス（地球型惑星のマグマ活動とテクトニクス；火星：不活発なプルームテクトニクスの惑星 ほか）
[日販商品データベースより]第２章 マグマはどのようにして生成されるか（マグマ生成のメカニズム；マグマ主化学組成と相平衡 ほか）
第３章 プレート収束境界のマグマ活動とテクトニクス場（沈み込む側の論理；古くて冷たいプレートの沈み込む場 ほか）
第４章 沈み込みプレートの性質とマグマの成因（起源物質とプロセス；低アルカリソレアイトと沈み込みプレート ほか）
「冷たい」プレートの沈みこむ場になぜ「熱い」マグマ活動が生じるのか。「島弧」と呼ばれるプレート収束境界での玄武岩マグマの成因についての知識を丁寧に総括し、マグマ成因論を基礎から解説。