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[BOOKデータベースより]
永田町や霞が関は、今も男性優位社会と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。ただし昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ。選挙時の「党の華」も、当選後は機会に恵まれず人知れず散る。女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。女性政治家29人を論じた本書は、その指標になる。“初の女性首相候補”野田聖子氏との対談も収録。
第1章 「保守」の女たち
第2章 「リベラル」の女たち
第3章 世間を騒がせた女たち
第4章 タレント議員と地方首長
第5章 二世議員とレジェンド
特別対談(なぜ女性議員は劣化したのか(舛添要一 国際政治学者);鉄の塊を打破するために(野田聖子 総務大臣))
彼女たちの「政治家としての資質」を問う
永田町や霞が関は、今も男性優位と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。
ただし、昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。選挙時の党の華も、当選後は機会に恵まれず、人知れず散る。
女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。
【本書に登場する政治家29人】
「鉄の天井」などない/小池百合子都知事
涙ぐむ「ともちん」に保守層も引いた/稲田朋美前防衛大臣
女は弱し、されど母は強し/野田聖子 総務大臣
「二重国籍」を批判するバカたちへ/蓮舫元民進党代表
「土」と「大麻」に拘泥する総理夫人/安倍昭恵総理夫人(番外編)
中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、豊田真由子、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景。
野田聖子総務大臣、舛添要一前都知事との対談も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
17年の衆院選では、女性政治家の失言やスキャンダルが相次ぎ、永田町は大揺れ。その風に乗った女性都知事もまた、選挙では躓いてしまう。そんな政局に際して、女性政治家の「政治家としての資質」に関心を抱いたことが、古谷経衡氏が本書を執筆するきっかけでした。女性の政界進出に期待するからこその厳しさや鋭さは、筆者ならではのものです。
今回、29人の女性政治家の風刺画は、マンガ家のぼうごなつこさんが引き受けてくださりました。古谷氏の原稿を読んで絵を描いたわけではないのに、お二人の批評の方向性がシンクロする瞬間も――。
読んでためになる、見て楽しい一冊に仕上がりました。
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