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[BOOKデータベースより]
聖徳太子此朝にして始めて仏法を弘めたまふ語第一
[日販商品データベースより]行基菩薩仏法を学びて人を導く語第二
役の優婆塞呪を涌持して鬼神を駈る語第三
道照和尚唐に亘りて法相を伝へて還り来たる語第四
道慈唐に亘りて三論を伝へて帰り来たり神叡朝に在りて試むる語第五
玄〓@51C0@僧正唐に亘りて法相を伝ふる語第六
婆羅門僧正行基に値はんが為に天竺より朝に来たる語第七
鑑真和尚震旦より朝に戒律を渡す語第八
弘法大師宋に渡りて真言の教へを伝へて帰り来たる語第九
伝教大師宋に亘りて天台宗を伝へて帰り来たる語第十〔ほか〕
頭注・原文・現代語訳が同一ページ。二色刷。
平安期から鎌倉期にかけて、数多くの説話集が作られました。『今昔物語集』は、その中でも1000余りの説話を内包し、最大の規模を誇っています。内容的にも、天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)を舞台に、仏教説話・霊験説話・動物説話・歴史説話・世俗説話など、当時の世界のあらゆる方面に題材が及びます。登場者も、皇族・貴族をはじめ、僧侶・武士や、和歌・管弦・絵画・医術・占い・陰陽などの名人、芸能人、強盗、・殺人などの犯罪者、さらに霊鬼・妖怪まで跳梁暗躍し、その描かれている世界は、まさに、王朝時代の百鬼夜行絵巻のようです。 後世への影響については、特に、大正期の芥川龍之介の『今昔物語集』を題材とした諸作品が有名ですが、我が国古典文学の最高峰とされる『源氏物語』と対比しても、その文学的価値は、国際的にも近年高まってきています。 本全集は4分冊で、本朝仏法部及び世俗部(巻十一〜巻三十一)を納めています。本書には、巻十一〜巻十四、本朝仏法部を収録。日本仏教の創始を伝える聖徳太子、行基、役行者、神通力を失った、有名な久米の仙人の話もあります。