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- こっこ屋のお狐さま 銀の嵐と黒狐
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- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094066098
[BOOKデータベースより]
名古屋市南区、細い坂を上ったところにある平屋の建物に『あなたの街の便利屋さんこっこ屋ホームサービス』の看板はある。社員に対する態度はすこぶる悪いが、依頼人には低姿勢で擦り寄る―という金に汚い残念美形の黒木玄社長のもと、白石倭香は唯一の人間として、人外社員に紛れて働いているのだった。実はこの黒木の正体は、とある取り壊された稲荷神社の眷属で、ご神体を守り人として生きる道を選んだ黒狐だ。神社再建を夢見て便利屋稼業で資金を貯める日々なのだが、舞い込む依頼はオカルト案件ばかりで、新入社員の倭香は頭を抱えるしかなく…。
[日販商品データベースより]就職先の社長はキツネ(神様眷属)でした
名古屋市南区にある笠寺一里塚から細い坂を上ったところに、黒い看板のかかった平屋が建っている。その名も『こっこ屋 あなたの町の便利屋さん』。ぱっと見かわいい名前だが、実はこの「こっこ」というのは「黒狐」のことで、つまりここの社長・黒木の正体は「お狐さま」、いわゆる神の眷属だったりするのだ。
さて、二十四歳の白石倭香は、つい最近試用期間を終え、こっこ屋の社員になったばかりの元・就職難民女子。実家でも肩身の狭い思いをしていたので、ようやく掴んだ正社員の座にホッとしたのもつかの間、社内に倭香以外の人間がいない――正確には「人外」ばかりいる――ことに戦々恐々とする毎日だ。そして……「掃除、引っ越し、電気機器取りつけ、猫探し、人探し、お客さまがお困りのことなら何でも、お話を伺わせていただきます!」というスタンスの便利屋さんだというのに、こっこ屋に舞い込む依頼はといえば、なぜかというか案の定というか、普通の人の手にはおえないような特殊なものばかり。平凡すぎる一般人を自認する倭香も、どうやら自覚なく特別な力があるようで、守銭奴な残念イケメン・黒木社長に日々、コキ使われていて……。
あやかしお仕事ストーリー!
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