[BOOKデータベースより]
林真理子は光源氏の人生をどう描ききったのか？小説源氏物語堂々完結。
[日販商品データベースより]林真理子が挑んだ小説源氏物語ついに完結！
恋愛小説の神様・林真理子が世界最古にして最高の恋愛小説『源氏物語』に挑んだ話題作がいよいよ完結します。第三巻は「空の章」と題し、愛人たちを住まわせる六条院を完成させ、さらには、政治的にも栄華を極めた光源氏の人生を、怨念の女性、六条御息所が語り尽くします。「私の名をどうか聞いてくださいますな」という名文ではじまった小説源氏物語はどんなラストを迎えるのか？ そして、林真理子は紫式部が描いた千年前の恋愛をどう描ききったのか？ 林真理子ファン、源氏物語ファンならずとも必読の小説源氏物語完結編です。
【編集担当からのおすすめ情報】
林真理子さんは「源氏物語の仕分け人」として、原文を読んで私たち現代人が読むとつまらないと思うところをばっさばっさと仕分けてくれました（たとえば雨夜の品定めなど）。また、林さんは「なんで会ったこともない人と恋に落ちることができるのか？」など、なかなか理解することができない千年前の恋愛を、リアルな恋愛小説として描き直しています。現代語訳とは違う、小説だからこそ成立した千年前なのにリアルな恋愛ストーリーをぜひお楽しみください。装丁に使った写真は伝説の写真家ウィンゲート・ペインのもの。口絵は日本画家、千住博氏。装丁は木村デザイン事務所が担当。
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