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集英社新書 0986I
集英社 石蔵文信
点
「定年不調」とは仕事中心に生きてきた五〇代〜六〇代の男性にみられる心身の不調を指す。定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化に対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。
第1章 定年不調の実態は男性更年期障害―その原因と症状第2章 男性更年期障害の治療第3章 定年前後のストレスケアで意識変革第4章 妻の「夫源病」を理解できるか第5章 男の孤独、孤立と向き合う第6章 定年不調回避のための行動療法
身も心もボロボロのあなたへしんどさの原因はこれだった「定年不調」とは仕事中心に生きてきた50代〜60代の男性にみられる心身の不調を指す。定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化にうまく対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。■主な内容・「定年不調」は「男性更年期障害」 ・男性ホルモン、女性ホルモンの役割とは何か・男性更年期障害の原因はホルモン量ではなくストレス・定年前後は「メンタルの危機」・定年不調のおもな症状をチェック・定年不調は何科を受診すればいいのか・心身を健康に保つ「セロトニン」が不足する・更年期の不定愁訴は「自律神経失調症」・私がホルモン補充療法をしない理由・中年男性を襲うストレスの原因とは?・遅くとも57歳から意識変革と行動を開始する・妻を夫源病に追い込む夫のタイプ・なぜ男性は孤独化・孤立化しやすいのか・孤独死は3日以内に見つけてもらおう・定年後は薬の種類や飲み方の見直しを・定年後は体より心の健康を優先する■目次はじめに 「定年不調」は「男性更年期障害」 第一章 定年不調の実態は男性更年期障害―その原因と症状 第二章 男性更年期障害の治療 第三章 定年前後のストレスケアで意識変革第四章 妻の「夫源病」を理解できるか第五章 男の孤独、孤立と向き合う第六章 定年不調回避のための行動療法 おわりに 健康長寿とピンピンコロリは医学的に両立しない【著者略歴】石蔵文信(いしくら ふみのぶ)1955年京都府生まれ。医学博士。内科・循環器・性機能専門医。三重大学医学部卒業後、国立循環器病研究センター、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、大阪大学大学院医学系研究科保健学准教授、大阪樟蔭女子大学教授などを経て、大阪大学人間科学研究科招へい教授。2001年に全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を開設。日本自殺予防学会理事等。夫の言動がストレスとなって妻の心身に生じる不調を「夫源病」と命名し、話題を呼ぶ。『夫源病』『男もつらいよ!男性更年期』など著書多数。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
「定年不調」とは仕事中心に生きてきた五〇代〜六〇代の男性にみられる心身の不調を指す。定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化に対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。
第1章 定年不調の実態は男性更年期障害―その原因と症状
[日販商品データベースより]第2章 男性更年期障害の治療
第3章 定年前後のストレスケアで意識変革
第4章 妻の「夫源病」を理解できるか
第5章 男の孤独、孤立と向き合う
第6章 定年不調回避のための行動療法
身も心もボロボロのあなたへ
しんどさの原因はこれだった
「定年不調」とは仕事中心に生きてきた50代〜60代の男性にみられる心身の不調を指す。
定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化にうまく対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。
これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。
しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。
心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。
■主な内容
・「定年不調」は「男性更年期障害」
・男性ホルモン、女性ホルモンの役割とは何か
・男性更年期障害の原因はホルモン量ではなくストレス
・定年前後は「メンタルの危機」
・定年不調のおもな症状をチェック
・定年不調は何科を受診すればいいのか
・心身を健康に保つ「セロトニン」が不足する
・更年期の不定愁訴は「自律神経失調症」
・私がホルモン補充療法をしない理由
・中年男性を襲うストレスの原因とは?
・遅くとも57歳から意識変革と行動を開始する
・妻を夫源病に追い込む夫のタイプ
・なぜ男性は孤独化・孤立化しやすいのか
・孤独死は3日以内に見つけてもらおう
・定年後は薬の種類や飲み方の見直しを
・定年後は体より心の健康を優先する
■目次
はじめに 「定年不調」は「男性更年期障害」
第一章 定年不調の実態は男性更年期障害―その原因と症状
第二章 男性更年期障害の治療
第三章 定年前後のストレスケアで意識変革
第四章 妻の「夫源病」を理解できるか
第五章 男の孤独、孤立と向き合う
第六章 定年不調回避のための行動療法
おわりに 健康長寿とピンピンコロリは医学的に両立しない
【著者略歴】
石蔵文信(いしくら ふみのぶ)
1955年京都府生まれ。医学博士。
内科・循環器・性機能専門医。三重大学医学部卒業後、国立循環器病研究センター、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、
大阪大学大学院医学系研究科保健学准教授、大阪樟蔭女子大学教授などを経て、大阪大学人間科学研究科招へい教授。
2001年に全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を開設。日本自殺予防学会理事等。
夫の言動がストレスとなって妻の心身に生じる不調を「夫源病」と命名し、話題を呼ぶ。
『夫源病』『男もつらいよ!男性更年期』など著書多数。