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- 本当に役に立つ「汚染地図」
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087207194
[BOOKデータベースより]
地図データを駆使した防災研究を専門とする著者は、福島原発事故後、米軍がネットで公開した放射能実測値をGIS(地理情報システム)という最新ソフトウェアに落とし込んで「セシウム汚染地図」を作成した。「地図屋」の立場で放射能問題に関わるようになった著者が、地理情報の実践的な活用ノウハウを提示する。福島第一原発周辺汚染状況の3Dマップ、飯舘村の地区単位の汚染濃度分布図、関東一帯の「放射線管理区域該当エリア」など、貴重なオリジナル図版を本書に多数収録。また、大型水害時の「見えない水路」を可視化する試みなど、災害対応に役立つ広範な事例も報告する。
序章 SPEEDIは「時代遅れ」だった(解析されなかった「放射能実測値」;なぜ「日本測地系」? ほか)
第1章 どうやって「汚染地図」を作成したのか(大学の教室で「実測値」を発見する;生データから「セシウム汚染地図」を作る ほか)
第2章 「GIS」とは何か(「ナホトカ号事故」被災現場で;杭を打ち込んでも、位置はわからない ほか)
第3章 データを「活かす」道を探る(日本政府は、なぜ「放射能実測値」データを黙殺したのか;米国政府が「放射能実測値」を一般公開した意図を探る ほか)
第4章 GISを活用するには(ファストフードの出店計画にも利用されている;情報解析の世界標準インフラ ほか)
地図データを駆使した防災研究を専門とする著者が、事故・災害時のGIS=最新の地理情報システム活用のノウハウを、福島原発周辺の「セシウム汚染地図」作成の経緯を中心に解説する。図版多数。
地図データを駆使した防災研究を専門とする著者が、事故・災害時のGIS(最新の地理情報システム)活用のノウハウを、福島原発周辺の「セシウム汚染地図」作成の経緯を中心に解説する。図版多数。