- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 池波正太郎「自前」の思想
-
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2012年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087206425
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 江戸の想像力
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【1992年06月発売】
- 最後の文人石川淳の世界
-
価格:968円(本体880円+税)
【2021年04月発売】
- 毒死列島 身悶えしつつ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2018年07月発売】
- 声優宮村優子対談集アスカライソジ
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年03月発売】
- 漱石『道草』の詩学
-
価格:6,160円(本体5,600円+税)
【2019年01月発売】
[BOOKデータベースより]
二十三回忌を迎え、なぜ今なお池波正太郎が愛されるのか。そこには池波が描き、そして生きた、たとえ貧しくとも「世間」というセーフティネットが機能し、誰もが「自前」で生きていける社会に対する我々日本人の郷愁と憧憬があるのではないか。「ワーキングプア」「孤立死」「世代間格差」…社会が個人を分断し、突き放している今の日本。辛口評論家と江戸研究家の最強コンビが、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』など池波のヒット作はもちろん、池波自身の人生をも読み解きながら、これからの日本人に相応しい生き方を共に考える。
序章 池波正太郎、愛される理由
[日販商品データベースより]第1章 仕事の流儀
第2章 遊びに磨かれて
第3章 家族の肖像
第4章 正義は誰のため?
第5章 江戸と東京のメンタリティ
終章 答えは池波正太郎にあり
『鬼平』は軽いから強い。社会が個人を見捨てつつある今の日本には、池波正太郎が描く、「世間」というセーフティネットによって誰もが「自前」で生きていける社会が必要。池波作品の「自前の思想」を読み解く。