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- 没落する文明
-
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087206302
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[BOOKデータベースより]
3.11で我々に突きつけられたのは、文明の限界である。人間がテクノロジーによって自然を飼いならし、開拓し続けることには限界があり、終わりなき成長は夢でしかないと露呈した。早晩、世界が直面するであろう文明の壁に真っ先にぶつかった日本。国家と資本主義の構造を原理的に問い直してきた哲学者と、リスクと社会の相互作用を論じてきた科学史家が、天災・テクノロジー・エネルギー・経済成長の関係を人類史的に読解しながら、日本が描くべき新しい時代へのヴィジョンを提示する。
第1章 天災が日本人をつくってきた(存在論としての3.11;地震のない時期に発展してきた日本 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 テクノロジー・権力・リスク(テクノロジーと農耕の始まり;農耕はアリ地獄? ほか)
第3章 テクノロジーはどこへ行くのか(テクノロジーを放棄することはできるのか;技術の問題は技術で解決するしかないのか ほか)
第4章 エネルギーと経済のダイナミズム(二つのエネルギー危機;化石エネルギーが経済成長をもたらした ほか)
第5章 国力のパラダイム・シフト(徳川期のエネルギー・マネジメント;領国の真の意義とは ほか)
3.11で我々に突きつけられたのは文明の限界だ。技術によって自然を管理するには限界があり、終わりなき成長はないと露呈した。文明の壁に、他国より先にぶつかった日本の描くべき国力像とは。