- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 美しい家
-
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062935814
[BOOKデータベースより]
妻子と別れ一人で暮らす作家の中谷は、ある夜、コンビニの前で酔った女を助ける。連れて帰った部屋で女が語ったのは幼いころの不可思議な記憶。中谷はその過去を辿ることになる。同じころ一人の青年が幼少期の「恩人」を探し出そうとしていた。孤独な三人が交錯し「家族」の真の意味を模索する傑作ミステリー!
[日販商品データベースより]妻子と別れ一人で暮らす作家の中谷は、ある夜、コンビニの前で酔った女を助ける。連れて帰った部屋で女が語ったのは幼いころの不可思議な記憶。中谷はその過去を辿ることになる。同じころ一人の青年が幼少期の「恩人」を探し出そうとしていた。三人の孤独が交錯し「家族」の真の意味を問い直す傑作ミステリー!
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- 北区の太
-
それなりかな
「傑作ミステリー」という裏表紙の宣伝文句に惹かれ手に取ったが、「傑作」というほどではないかなという印象。視点が一気通貫でないので、登場人物に感情移入出来なかったのもそう感じた要因の1つかも。読みながら、昔、実際に起こったある事件(作中にも引き合いに出されているが)を思い出させる。結局、最後まで主題が何かということが分からなかった。
高校時代に姿を消した姉の行方を捜し続けている作家の中谷。ある夜、自分はスパイ学校で育ったという女、亜樹と出会う。「あたしが関わるひと、みんな死んでいく」と言う亜樹。作り話と思われたその「スパイ学校」が、ある実在した団体のことを指すのだと気づいた中谷はもう一度会って話すため亜樹を捜すが……。「家族」を持たない者たちの重なり合った孤独の先に光は見えるか。