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- 奇跡を考える
-
科学と宗教
講談社学術文庫 2269
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062922692
[BOOKデータベースより]
「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なり、奇跡は常識を外れない。一方、科学という立場が奇跡を認めないのは、科学が一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっているからではないか―奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理と言葉の違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる試み。
第1章 奇跡と宗教(古代的な文脈;ルネサンスの文脈;奇跡を認めない宗教的立場)
第2章 神の言葉・人間の言葉(ガリレオ事件;ガリレオ裁判の発端;一七世紀初頭の状況;自然の言葉と神の言葉;神の書いた二つの書物 ほか)
「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。
「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。
一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。
奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。
そのうえで、科学思想すら一種の宗教であり、人間を超える存在を「神」と呼ぶか「科学」と呼ぶかの違いしかないことを、著者は証明する。
唯物史観の限界を超える思想を、改めて構築する試み。
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「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。
一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。
奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。
そのうえで、科学思想すら一種の宗教であり、人間を超える存在を「神」と呼ぶか「科学」と呼ぶかの違いしかないことを、著者は証明する。
唯物史観の限界を超える思想を、改めて構築する試み。