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- 庄野潤三ノート
-
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062903783
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[BOOKデータベースより]
文学はすべて人間記録と説く庄野潤三―簡単には内奥に迫ることのできない作品世界に真正面から向き合い、精読を繰り返すこと。愚直にも見える営みが掘り出したものは、このうえなく深く大きい。丁寧な読解と長年の交流を基に、取材をも重ねて到達しえた作家論の真髄。
習作の時代
[日販商品データベースより]愛撫
プールサイド小景
ザボンの花
バングローバーの旅
旅人の喜び
ガンビア滞在記
静物
浮き燈台
道
鳥
夕べの雲
丘の明り
流れ藻
雉子のの羽
前途
紺野機業場
小えびの群れ
屋根
絵合せ
明夫と良二
野鴨
随筆集
一枚のレコード(庄野潤三)
小学校、旧制中学、就職先の放送局で庄野潤三の後輩として過ごした阪田寛夫は、いつしか庄野文学最大の理解者となった。習作から刊行当時の最新長篇、そして随筆集までも順に丁寧に読み解くことによってのみ、鮮やかに見えるその豊穣な世界――正確かつ簡潔でありながら深い愛情に溢れる筆致が、読む者を思わず感動へと誘う。類まれな作家論の達成。