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- 自伝的女流文壇史
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062903295
[BOOKデータベースより]
田村俊子、岡本かの子、林芙美子、宮本百合子…。早熟にして高等女学校に入学した頃から雑誌に投稿を始め、十代の終わりには上京して文壇へと飛び込んだ吉屋信子。一世を風靡した少女小説に加えて数々の新聞小説を手がけ、人望あつく昭和初期の女流文学者会を牽引してきた著者が、強く心に残った先達、同輩の文学者たちの在りし日の面影を直截にして真情こまやかに書き綴った貴重な時代の記録。
上海から帰らぬ人―田村俊子と私
逞しき童女―岡本かの子と私
純徳院芙蓉清美大姉―林芙美子と私
白いおでこの印象―宮本百合子と私
偽れる未亡人―三宅やす子と私
小魚の心―真杉静枝と私
美女しぐれ―長谷川時雨と私
忘れぬ眉目―矢田津世子と私
東慶寺風景―ささきふさと私
美人伝の一人―山田順子と私
女流文学者会挿話
少女小説作家として一世を風靡し、若くして文壇にデビューした吉屋信子が描き上げた、「女流文壇」の草分けともいうべき十人の肖像。男性が中心だった近代日本の文壇史において「女流」と一括りにされながら個性豊かに輝いた女性作家たちの魅力を、折に触れての交流の中から余すところなくすくい上げた自伝的エッセイ。章ごとに一人の作家にフォーカスした構成になっていますので、どこからでも読むことができます。
文学で結ばれた女性たちの肖像
深い洞察と追慕の思いあふれる吉屋流〈私小説〉
<内容紹介>
田村俊子、岡本かの子、林芙美子、宮本百合子……。
早熟にして高等女学校に入学した頃から雑誌への投稿を始め、十代の終わりには上京して文壇へと飛び込んだ吉屋信子。一世を風靡した少女小説に加えて数々の新聞小説を手がけ、人望あつく昭和初期の女流文学者会を牽引してきた著者が、強く心に残った先達、同輩の文学者たちの在りし日の面影を直截にして真情こまやかに書き綴った貴重な時代の記録。
少女小説作家として一世を風靡し、若くして文壇にデビューした吉屋信子が描き上げた、「女流文壇」の草分けともいうべき十人の肖像。