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- 特殊仕様車両寝台車
-
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784062703116
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[BOOKデータベースより]
110年に及び、全国を走り続けた「夜を過ごす列車」の物語。車窓から昼夜の街を眺める「鉄道の旅」その隆盛と衰退のすべて。巻末特別資料「寝台車・夜行列車のすべての変遷がわかる列車と路線の関連年表」。
消えていった昼行・夜行在来線の「寝台車」
[日販商品データベースより]第1章 寝台車の構造と配置―1900年〜
第2章 1等・2等の寝台車の普及
第3章 特別急行列車に命名―1926年〜
第4章 戦後の寝台車復活と発展
第5章 特急「あさかぜ」の成功と「ブルトレ」の全国走破
第6章 寝台専用列車の衰退と生まれ変わる姿
戦前からの1等、2等、3等の階級すべての利用とサービスにおける相違点、を等級別に細かく解説する。登場時の寝台車は、まさに格差のある車両であり、実態は優等客のための列車であった事実を多くの写真資料で解説します。
また、1950年以降、寝台車と座席者の双方が連結されていた時代です。開放式寝台、中央通路式寝台、片側通路式寝台、個室寝台など綿密な列車編成図から当時の寝台車を分析していきます。
1950年〜1980年までは航空機利用はそれほど一般化しなかったことからこの時期には大量の一般向けの寝台車が製造され、全国の幹線で運行。様式においても世界に類を見ない雑多な寝台車が登場。この年代の人気寝台車も徹底分析します。
修学旅行においても航空機が利用できることになり、寝台車は大幅に衰退していきます。しかし一方ではJR東日本やJR九州が運行した「リバイバルトレイン」などには乗車抽選となるほどの応募が寄せられました。最後の幹線寝台車が、首都圏、京阪神と北海道を結ぶ旅利用の豪華寝台特急に移り変わってゆく過程を当時の写真で詳細に解説します。